個人ピアノの発表会
ひとみ・・・小4
今年はコロナで
ヤマハの発表会も中止、
個人のピアノ教室の発表会も中止に
なりました。
なので去年の個人のピアノの
発表会について
少し書きたいと思います。
発表会の前々日
ひとみのピアノが大変なことに
なっていました。
緊張からなのか
とにかくテンポが速い！
これが走ってるって言われるやつなのか
ぱぱと目を合わせて
二人でびっくり！
「ひとみ、テンポ
速すぎない？？
もう少しゆっくり、ゆったりと
弾いてみたら」
「うん、わかった」
言われた通りに今度は
ゆっくり弾くけど
遅すぎる。。。
「いや、そうじゃなくて
落ち着いて弾いてみたらと
いう意味だよ」
「うーん」
伝わらない。。。。
そして発表会前日
ちょうどレッスンがありました。
弾いてみるなり
先生が焦った感じで
「どうしたの！？ひとみちゃん！
テンポがおかしくなっているよ！」
ガーン
わたしのせいでしょうか？
わたしがゆっくり弾いたらなんて
余計なことを言ったから・・・
テンポがなおらないまま
レッスン終了～
「前日崩れることってよくあるんですよ！
本番は大丈夫だと思いますよ！」
と先生。
え！？ほんとに？
ここからちゃんと弾けるようになるのか？
もう不安で不安で仕方ありません。
それから家で練習する時間も
あったけれど
ピアノがわからない私たち夫婦しか
いないので
無理に弾かせることはやめました。
なんのアドバイスもできないし
変にアドバイスして
大変なことになってるし。。。
本番当日
発表会は13時半からで
その前にリハーサルがあります。
ひとみは12時20分からリハーサルでした。
ひとみの順番が来るまで
観客席に座って待っていました。
大人の生徒さんが
リハーサル中でした。
ん？なんかおかしい
大人の生徒さんの先生と思われる人が
慌ててきて
「〇〇さん、大丈夫大丈夫
もっとゆっくり弾いて！」と
声をかけました。
「先生、だって音が聞こえづらくて・・・」
え？音聞こえづらいの・・・
えーやばい、ひとみ、大丈夫かな？
ただでさえテンポおかしくなっているのに
音が聞こえづらいって。。。
ひとみの番になりました。。。
ドキドキ・・・ドキドキ・・・
あれ？テンポ戻ってる？
あれ？良いかも！
良いじゃんひとみ???
リハーサル終了～
先生から
「ひとみちゃん、大丈夫ですね、
リハーサルでよくなかったら
別室で少し練習しようと思ったのですが
これなら大丈夫です！
また違うピアノ弾いて
感覚おかしくなっても大変なので
このまま本番をむかえましょう」
よかった～～
安心しました～
「よかったね、ひとみ。
じゃあ、お昼でも食べに行こうか」
「うん、なんかね、すごく弾きやすい
ピアノだったよ！」
発表会は１部と２部にわかれていて
ひとみは２部の真ん中らへん。
２部が始まる頃に行けばいいよねーと
お昼を食べたカフェに
２時間居座りました。
そして
会場に戻ると
まだ1部の途中、
どうやら時間が押しているよう。。。
え、まだ終わってないの？
ここからが地獄でした。
結局１部が
30分以上押して
そのあと
しっかり休憩を挟んで2部へ
ひとみの出番まで
ずっと観客席で待機していましたが
なんというか
一人ひとりが長い！
やっぱり落ち着かないんですよね、
自分の子が終わるまでは
本来なら人の演奏も聴いての発表会ですが
もう早くしてという気持ちしか
ありません。ダメ親です、、
ひとみの集中力もとっくに切れてて
私ももうあきらめていました。
この待ち疲れは仕方ない
そして最高潮に疲れたとき
ひとみの番になりました。
・・・・
なんと、ノーミス
（私が聴く限り）
本番が今までで一番良いという奇跡
よくこの疲労困憊のなか
弾いたなと
我が子ながら感心しました。
終わり良ければ総て良し的な感じで
ピアノ発表会は終了しました。
教訓
次回の発表会は
リハーサル後
一度帰るという選択肢もあり
